啓蒙行為を行うことの合理性とは何か。
(増田転載)
横増田。
http://anond.hatelabo.jp/20100202203637
生肉エントリあがるたびに衛生注意をうながしたがる奴って何なの?
http://anond.hatelabo.jp/20100203162410
リスクリスク言うんだったら交通事故とかの方がはるかに高いわけでしょ?
お前車運転するなよ、車のエントリ書いてるblog全てに注意喚起しろよってはなしでしょ?
うーん、交通事故と比べた場合、交通事故の注意喚起は、かなり幅広く行き渡っている…と思うので
その意味で注意喚起そのものに意味がない…というのは、若干言い過ぎかもな、ぐらいのことはおもった。
たとえば、
「あなたは次の要因で年間どのぐらいの死者が出ているかご存じですか [ ]内を埋めてください 」
- 交通事故 年間 [ 埋めてください ] 人
- 食品の喉づまり(こんにゃく類、もち類) 年間 [ 埋めてください ] 人
- 急性アルコール中毒 年間 [ 埋めてください ] 人
- 生肉による食中毒 年間 [ 埋めてください ] 人
みたいなアンケートとったときに、
「知らなかった」っていう率が高いもの(事実と一般認識のズレが大きいもの)は、まあ、「もうちょっと啓蒙したほうがいいかもね」っていう話になるかとは思った。
特に、予防策が取れるものについては、啓蒙の優先度がたかいかもね。
つまり、知らない人の率が多いと「自己責任」説も成立しなくなるので。
自己責任だって、考えてアクションをとっている人にとっては、知っていることをイチイチ、ちくちくと言われるのがウザクてむかつく、という意見はとても同意するけれど、
啓蒙的注意を、一体誰に、配達しようとしているか、というところで、配達間違いが起こってしまうということじゃないかしら、それは。…とかおもったよ。ウェブは「誰に向けて」の言葉なのかが伝わりにくいので。
たしかに、「もう十分わかってます」と言っている人に対して、わざわざ説教する必要はないとは思う。(本当はわかってないかもしれなくても)。