さまざまな平均

なんども聞いたがわかりにくいなぁ。具体的にはいつ使うのそれ?と思っていたけれども、門倉貴史『統計数字を疑う』の説明がとてもわかりやすかったので、忘れないうちに自分でメモしとく。

算術平均

いわゆる、平均

2と8の平均は、5
(2+8)/2=5

幾何平均

ルートで平均する奴。
複利計算や、株の儲けの経産など、倍率が時系列で変化する系の計算に使う。実はけっこうよく使う。売買計算とかには重要。

2と8の平均は4
√2*√8= 4

調和平均

速度の計算とかに使う。逆数をとる。
たとえば、「太郎くんは、行きは時速3km、帰りは時速5kmで歩きました。平均速度はどのぐらいでしょうか。」
という問題の答えは
(3+5)/2=4 
ではない
答えは、
2/(1/3+1/5)=3.75
で、時速3.75km/時 になる。

自動車の燃費の計算をする場合などにも使われる

加重平均

重み付けをして平均を出す。

(n1*0.4+n2*0.6+n3*0.3)/3=

みたいな計算。
食べログとか。日経平均株価とか。
あと、重回帰の式も重み付けだよね(平均じゃないけど)