標準誤差

「標準誤差 SE(Standard Error)」についてきちんと理解しておきたいのだが、

なんか、ごく単純に、ようわかっとらん私が、ぐぐっても、
大数の法則」と、「標準偏差」「ばらつき」と、「サンプリングの精度」の話が全部まじっている気がする。
たぶん、このうちのいくつかは、単なる誤解エントリと思われる。

ここが一番丁寧な感じ。

我楽多頓陳館>統計学入門
http://www.snap-tck.com/room04/c01/stat/stat02/stat0205.html

標準誤差SE、標準偏差SD、変動係数CV(coefficient of variation)はどれもバラツキを要約する値ですが、これらの使い分けは間違いやすい統計手法の堂々ベスト3

http://www.snap-tck.com/room04/c01/stat/stat01/stat0103.html

標準誤差は「標本平均のばらつき」であり、標本平均で母平均を推測する時の誤差の大きさを表す指標になります。 そして上式からわかるように、例数が増えれば増えるほど標準誤差が小さくなるため、標本平均で母平均を推測した時の誤差が小さくなり、標本平均の信頼性が増します。 これは考えてみれば当然のことであり、「データ数が多いほど実験結果が信頼できるようになる」という常識を裏打ちしています。 つまり標準誤差とは、「ヘタな鉄砲も数射ちゃ当る」という格言を数学的に表現した値

標準誤差は推測統計学独特の指標であり、記述統計学にはありません。


あと、
厚生労働統計協会のページ
http://www.hws-kyokai.or.jp/158gosa-info.htm

統計学、わからんちん

略式表記のわかりにくさ

ところで、いまだに推測統計の略式表記に慣れません。

確率変数:X
母平均値:μ(ミュー)
標準偏差:σ(シグマ)
母分散:σ²(シグマ二乗?)
母比率:P
_
標本平均:x
標本標準偏差:s
標本分散:s²
標本比率:p

わかりにくいのは、なぜシグマが、�瑤任覆咩▽劼良週④覆里ʔ�
μ、なんて放射線の「1 μSv」(1マイクロシーベルト)のときぐらいにしか見ないっていうか…

ていうか、なんでそういう略式表記なのだろうか…覚えにくいんだけど…
なんか、覚えやすい語呂合わせとかないのだろうか。
_
x って、だいたい、どう発音すればいいのか…

記述統計学、推計統計学

記述統計学(descriptive statistics)と推測統計学(inferential statistics)という用語の使い方も、分野外の人間にとってはえらくわかりにくい。
「全数調査のときの話」と「標本調査の時の話」。
あるいは、「ぜんぶのデータがわかるときの処理方法」と、「部分的にしかデータがわからない場合の処理方法」みたいな言い方ではいかんのだろうか。せめて、
「全数統計学」「推測統計学」とか。「記述統計」という表現の「記述descriptive」が一体何を意味しているのかがよーわからん。

相関係数correlation coefficient」なんてのは、ネーミングとしては素晴らしいと思うんだよね。漢字から意味が推測できるから。
なんか、別に統計業界に限った話ではないけれども、日常表現と連続するようにして、もう少し意味をわかりやすくする努力を、もろもろの研究者はすべきではあるまいか、と思うのだが、どうなんだろうか。